愛想笑いを辞める話
あなたは気まずい話題を愛想笑いで済ませた事はありますか?
日本で中高年の人達と会食する機会が極々たまにあるんですが
そこで 「誰にでも愛想よくするべきなのか?」と疑問に思いました。
礼儀として失礼にならないように とか 気分を害さないように とか 場の雰囲気を壊さないように などの意見が出るかなと
でも私は仮に笑えない話題だったら笑っていたとしても嘘をついているという罪悪感とモヤモヤでなんだかなと思いますし
差別的な発言を愛想笑いで済ませたら差別に加担してるような感じがするので
できれば指摘したい所ですが黙ったり真顔になるのも意思表示の一つかな、と
でも笑う = 許容では無いんですよね
会食中に LGBTコミュニティにつきまとう偏見がジョークとして話題に上がったのですが
「あはは」とは死んでも言えません
仮にLGBTについてではなくても偏見や差別がジョークで出てくるのは耳を疑いますし世代が世代だとしてもこういう話が許容されている社会が恐ろしく感じます
あと結婚について。なぜ日本では全員結婚する、というのが前提なんでしょうか?
私は絶対結婚したくないという訳ではないのですが
人によっては結婚しないという選択をする人だって少なくはないでしょうし、まさかみんなが結婚したいなんて思ってるんじゃ...!? と気付きました
もしかしたら中高年かそれ以上の年代の人達だけなのかもしれませんが
女性はみんな結婚願望を持ってる訳じゃないし、仕事優先の人だっているはずですがなんか価値観を押し付けられている感がバリバリ伝わってきたので表情が完全に「???」を擬人化したような感じでした。はい。
愛想笑いこそ人間関係を潤滑にする!愛想が良い事こそ正義!などと昔は思ってましたが
もし不快な話題や差別発言が飛び交っていても笑うんでしょうか
自分の感情をおざなりにしてまで全員に好かれる必要はあるのか?
いますよね、嘘の人格を作り上げて八方美人的に振る舞った結果、「人気者」になる人。
本当の自分じゃない性格が好かれるって辛くないですか?
本当の自分が拒絶される事を怖がるよりは、
リアルな自分の性格を出してごく少数でも本当の自分を気に入ってくれる人達と友達になる環境が一番幸せかなと思います
という事で
愛想が良い = 必ずしも正解 じゃなくて、愛想が悪くても自分に忠実で正直である方が大事なのでは???
人生の主人公は自分なので他人の目を過度に気にしすぎるのをやめて自分らしく生きたいです
今まで住んでいた国々と比べて日本ではそれがちょっぴり難しく感じます
まずは愛想笑いを辞める事から...
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