アメリカ留学したけどめっちゃ田舎。

留学情報総まとめ かなりぶっちゃけます 2018~

アメリカの授業でオンラインでも発言できるコツ

ここ一ヶ月の間にオンラインで開講した学生もいれば、キャンパスに戻った学生もいるので久しぶりに会話する友達と話す時は「授業オンライン?」と質問する・される事が多くて不思議な感覚だ。

大学によっては留学生であっても全員キャンパスに呼び戻したり、戻れるけどオンラインも選べるという所もあるので戻れない身としては少し惜しいものがある。

私の場合、オンラインで開講という教授としても生徒としても斬新かつ不慣れな始まりではあったが 前の記事にも書いた通り、ディベートや発言が苦手な私にはちょっとばかり授業中の居心地が良くなった気がする。

ちなみに前の記事はこれ↓

 アメリカの授業は発言しないと成績にかなり響くシステムである。発言しないとGPAはおろか卒業まで危うくなるのだ。ちなみに私は極度のめんどくさがりやな反面、負けず嫌いなので 思ったことが口から飛び出る習慣のある者や自分の知識を教授に披露する癖のある者に点数の荒稼ぎをさせるのは納得がいかない。

なので今学期からは他の生徒をAIだと思いつつ良い意見は吸収して発言するように頑張るつもりだ。このまま克服せずに卒業してしまうと、眠れない時にたまに思い出す悔しい過去になってしまうのは目に見えている。

そこで、今までに観察してきたアメリカ人学生の発言を元に発言のコツをパターンごとに分けてみた。

パターン 1

教授がリーディングの考察や他の人の意見に対するコメントを生徒に求める時。

名差しで呼ばれる事もあるが、呼ばれれば割とラッキーな方だと考えて良い。我先にと発言しまくるメンバーが多いクラスは発言するまでが非常に気まずく、他の人の意見を聞いている間に発言意欲が削がれる可能性が大きいからである。

作者や他の人の意見についての考えを語る時は "I found it very interesting that....." 

というフレーズを使う生徒が実に多い。interesting ではなく、intriguing や fascinatingなどの似た様な単語を代入しても良いだろう。この人のこういう考えが面白いと思いました!という素直なコメントを残すのにうってつけだと思う。リーディングから文章やアイディアをそのまま読んで自分なりの考察を話すのが良いだろう。しかも授業で扱った題材やテーマと繋げたり予備知識を披露するとより一層こなれて聞こえる。なぜ自分は面白いと思ったのか、と説明する時に目をキラキラさせるイメージで話せば、徹夜後の朝であっても好奇心旺盛で学ぶ意欲がいっぱいの素直な若者を代表する事ができる。ちなみにこのイメージ戦略でAを取った事があるかと言えばあると自負できる。

 

パターン2

簡単な質問を投げかけられているが、クラスが沈黙している場合。

これは大体前の日のリーディングに出てきたポイントや、明らかに見れば分かるような事を聞いている事が多い。あまり発言しない生徒には割と発言しやすいケースであろう。

沈黙の理由は大体発言しまくっている人が休んでいたり、簡単すぎて答えない生徒がいる為である。答えがわかってるのに言い出せない!もどかしい!って思うが何と切り出せばいいのか迷ってしまう。そんな時には何も考えずに手だけ挙げれば即解決である。

自信満々に短く言うのも王道だが個人的なオススメは語尾をあげて?をつけるイメージで言う事である。なぜなら発言が万が一間違っていても、疑問形にする事によって撤回が簡単になる気がするからだ。

そもそもこんな事まで緊張する私のような人間は他に居るのであろうか?

 

パターン3

発言したい事があったけど、ちょうど別の生徒に思っていた事を言われてしまった時

ディベートで厄介なパターンのTop 3に入るが、カジュアルな授業中の意見交換会であれば心配する事は無い。そう分かっていても私は不安になるのだが、こんな時は素直に「同じ考えだったんです」と言う人も居る事を覚えていただきたい。また、話すネタをド忘れしてしまった時やどうしても発言しないといけない緊急事態に使える手でもある。

ちょっと内容を濃くしたいな、って時は他の文化/作品/アイディア等と比較して「ここが似てて/違ってて面白い」的な感じで完結すればアラ不思議、意外とまとまるのである。

 

パターン4(中級者向け)

"I found it interesting that.."を濫用したあまり、代わりに何を言うのか考え過ぎて詰まるパターン

これはパターン1にある程度慣れると起こりかねない場合である。発言する時もバラエティ豊かな方が同じ事を繰り返すより何倍も良いだろう。授業は自分の考えを伝えるのが基本なので

"I personally thought that..."でポピュラーな意見と自分の意見の違いを述べる戦略も可能だし、"I agree with (他の生徒や作者等)"と友好的?に初めても良かろう。自分の発言が的を得てなかったら、と不安になる場合は "This might be different from the main point but"と予防線を張る事もできる。

 

パターン5 (上級者向け)

質問があった訳でもなく、先生が話している合間にいきなり発言する場合

私にとってはとても気まずく、難しいと感じるケースである。対面授業であれば、割と切り出しやすいかもしれないがオンラインだとどのタイミングで切り出そうか分からない時がある。ただ本当に気になる質問があったり、10人以下のクラスの場合はさほど難しくない。

意外といい質問をする生徒や考えさせられるテーマについて蕩々と語る生徒が発言する時は割とこのパターンが多い。クラスでいつも的を得つつも非常に考察力の優れた発言をしてる子に発言のコツを聞いてみた事がある。物議をかもすような事を言うのがポイントだと伝授されたが差別的やネガティブな意味で物議をかもすのではなく、批判されそうな事を言って他の生徒のディベート欲を煽れという話であった。爆弾発言をしてクラスが戦場と化す事になればもう二度と発言したくなくなる事も十分にありうる話なのでまだ実行に移せてはいない。

 

どれだけ参考になるかは分からないけど高校時代にこの記事を読んどけば良かったな、と読み返しつつ思っているのである程度需要はあるのかもしれない。

 

 

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