BLMについてアメリカの大学生の反応
今日本でも認知されてきているBLM (Black Lives Matter)。
アメリカで老若男女 BLMについて発言したり投稿をしていますが
ただ単に話題だからという訳ではなくどういう意味なのかや歴史的背景を理解してもらいたいという人が過半数です
SNSでつながってるアメリカ人の投稿(インスタグラムのストーリー)は一ヶ月間ずっとBLMや差別などについての投稿ばっかりでした。
アクティビズムに関心のあるアメリカ人はBLMに積極的に発言している人が多かったのですが、一番 BLM運動に熱心に参加しているのは(少なくとも私のsnsで見る限り)アジア系アメリカ人とアフリカ系アメリカ人かなと思います
皆、毎日何回もストーリーに過去の主な差別事件やジョージフロイドのように警察が死亡に関与している事をみんなに知ってもらいたくて載せています
アメリカ人の投稿を見て学んだ事の一つは
沈黙は差別を容認しているのと同じ
という事です
例えば電車の中で誰かが他の乗客に差別的な事を言ったとして、
果たして日本では何人の人が「その発言はよくない、差別的だ」と立ち上がって言えるでしょうか
他人事だからと聞かないフリをするのは差別に加担しているのと一緒だそうです
周りの人が間違った発言を「間違っている」と言わない限り、社会が差別的な発言を許している事になります。
そりゃそうですよね
仮にあなたが加害者で、差別的な発言をしたとして
周りの人とか友達がその事について何も言わなかったら「あ、別に悪い事でもないのかも」と思ってしまうかもしれませんよね
悲しくもBLMにあまり関心のないアメリカ人ももちろんいます。
学校のBLMに対する差別を許さない取り組みについての投稿で大学関係者が差別的なコメントを書いていたり(もちろん批判されてましたが)
学生が留学生に対する差別的な投稿を大学のFacebookベージに載せて「ジョークだ」と言い逃れしようとしたり(生徒の間で炎上)
心が痛い出来事も身近で起こっています。
もちろん日本でも差別はあります
これ、当たり前にみんな知ってるかというと日本の留学生で差別は無いと断言する人がいます
「日本人は考えている事が分かりやすいし、差別とか偏見も無いから楽だよね」
と言ってた友達がいるのですが
多くの人がこういう考えを持っているのか...? びっくりした発言2020年第一位です
差別や偏見は当たり前のようにあるけど、それは日本で「マジョリティ」だから直面した事が無いのかもしれません。
自分がマジョリティ側である、という事を理解した上で本当に差別は無いのかと振り返って見る事が大切だと思います。
人種、国籍だけではなく性別や外見、ステータスなどにも偏見や差別はあります
当たり前のような事ですがアメリカだけじゃなくて日本でも差別はある事を知ってもらいたいし、少しでも差別を許さない社会になっていけばいいな
言われたら我慢する、じっとするのではなくて「それは間違っている」と言うつもりで公共の場ではいつでも言い返せるように準備しています(リアル)
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